アーユルヴェーダスクール・サトヴィック

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アーユルヴェーダの脈診の技

Dr.スクマール健康相談ワークショップ
Dr.スクマール健康相談ワークショップ

アーユルヴェーダの古典書の中で、唯一、脈診のやりかたについて触れているのは、18世紀にマハラシュトラ州で書かれたヨーガラトナーカラという書物です。

ヨーガラトナーカラという書物でには、ヴァータの脈は蛇のようであり、ピッタの脈は蛙のように飛び跳ねる動きをし、カパの脈は白鳥のようにゆっくり動く、などと書かれていますが、記述はわずか40行ほど。

そして「脈に関する知識は宝石に関する知識と同じように実践を通してのみ得られる」と書いてありました。

宝石の真贋を見極めるのと同じように、数をたくさん見て、輝きや質感を勘で覚えていくしかないのです。 では、その「経験でしか得られない知識」をどのように伝えていくのかといえば、それも実践の中にありました。

私がサラデシュムク家に出入りし始めた頃、まだ中学生だったDr.スクマールは、毎朝お父さんの診察室の片隅に立って、2時間くらいジッと患者さんとのやりとりを観察する訓練をさせられていました。

アーユルヴェーダ脈診

今では、同じ診察机に座り、ひとりの患者さんをお父さんと二人で見ることによって、所見を交換しながら教わっていくのです。

アーユルヴェーダ脈診

赤ちゃんが患者さんの時には、顔の上で指をパチパチと鳴らして赤ちゃんの気をそらしながら脈をとり、同時に指を左右に動かして、赤ちゃんの視覚や聴覚に異常がないかを調べます。

アーユルヴェーダ脈診

その手つきはお父さんソックリで、思わず笑いをかみ殺してしまいました。^^)

そして、今では脈診の所見もお父さんと同じように言えるようになり、サラデシュムク家の秘伝ともいえる、心に関する脈を読む、マナサナディを教わっていて、その腕前にも舌を巻きます。

こうして経験を重ねながら、どんな種類の脈があるのかという知識をお父さんから学んでいくのですが、その知識はとても膨大なものらしく、5年半の大学教育で収まるものではないようです。

Dr.スクマールも時々、患者さんの脈をみてその状態をピッタリと言い当てたあとに「これは教わったことがある脈だけれど、はじめて実際の患者さんにあったよ!とても珍しいケースなんだ」と、少し興奮気味に話してくれることがあります。

人間の数だけ、脈の種類はあると言っても過言ではなく、人体の知識は限りなく広く、深い。それを知る術を与えてくださった古代の医聖達は本当に偉大です。

ヨーガラトナーカラを書いた著者は、著作に自分の名前もつけず、文中にも、一切自分の出自に繋がることを書きませんでした。

こういう無私の心でしか、到達できないことなんでしょうねえ...。

ともあれ、こうして伝えられた技術を体験できるDr.スクマールのマンツーマン健康相談ワークショップを、年に何回か行っております。ぜひ、Drスクマール来日の際には体験してください。

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