アーユルヴェーダをプロフェッショナルとして活かしたい人。
体のことや病気のこと、オイルのことや薬草のことなど、アーユルヴェーダをちゃんと体系的に知りたい人。
とりあえずのぞいてみたいだけの人にも。
インドの実績のある医師から学べ、もっと先を知りたければ、上のコースへ…という具合に、段階的に学ぶことができる新しいコースです。
これまでも様々な病気や症状に関して、単発のレクチャーでお伝えしてきましたが、どうしても、一般的な基礎知識だけでお伝えできる範囲に限られてきました。しかし、スロータスや薬草に関する深い知識があれば、さらに深いところまで、きちんとお伝えできるので、なんとかそのようにできないかと悩んできました。
そこで、新コース。
4つの段階に分け、順番に一つずつしっかり基礎知識を重ねていくことで、アーユルヴェーダの真骨頂である、病気や症状に関するきちんとした病理や対処法を学べるようになっています。
学びのベースとなるのは、サンスクリット語のシュローカ原文。
最低限知っておくべき大事な項目に絞って、きちんとした根拠を、優秀なインド人医師がたくさんの例も交えながら解説し、アーユルヴェーダの基礎を余すところなくきっちりと教えます。
一度に大きな金額を出しても、自分に向いているかどうかわからない。続けられるかわからない。そんな方にでも4つのレベルに分かれているので、ご自身の予算や興味に応じて進度を決めていただけます。そこまで深いことは必要ないという方は、レベル1だけの受講でも終わることができます。
このコースは、アーユルヴェーダを学ぶ全ての人に、最大限に深くて、実践的に使える知恵を学んでいただける最上のコースです!
*** このコースの魅力 ***
*魅力1* 実績&経験豊富な講師
Dr. スクマールは、伝統の家系に生まれて幼い頃から名医である父の診療に立ち会ってきました。
脈診の正確さで医師としても優秀な上、朗らかな人柄で多くの人に愛されています。
インド、ワゴリの大学で製薬部門のトップを務めてきたため、薬草にも精通しており、日本を含めた海外での経験も多く、日本の事情も踏まえた上での講義に定評があります。
*魅力2* シュローカ原文をベースにした信頼のテキスト
アーユルヴェーダの教えは、サンスクリット語の詩句・詩節であるシュローカの形で古典書に記されています。
今回の新しいテキストは、全てシュローカがベースになっています。
古典書の大事なところを抜き出して、サンスクリット語のシュローカ原文とその日本語訳や意味の解説が加えられています。
講義では、このテキストを使って理解を深めていきます。
*魅力3* 隔週末の夜2時間半のゆったりペースのオンライン講義
隔週土曜日(イレギュラーな場合もあります)の19:00~21:30に行うため、講義内容の復習や実践の時間を確保していただきやすくしています。
また、宿題なども予定していますので、それらをやることで、通信教育の良さもとり入れていきます。
*** どんな人に向いているか? ***
・アーユルヴェーダをゼロからきちんと学びたい方・・・基礎から全て学べるため、どこにいっても恥ずかしくない知識が得られます
・少し習ったアーユルヴェーダで混乱したり、物足りない状態の方・・・もっと深くきちんとアーユルヴェーダを知り、実際に活かせるようになります。
・アーユルヴェーダを一生の仕事にしたい方・・・再度基礎から学び、その学びを深めていくため、他の人にも教えられる基礎を作れます。
・アーユルヴェーダのセラピストになりたい方・・・様々な症状や病気に関しての正しい理解とその対処法がわかるようになります。
・医療関係の方・・・「アーユルヴェーダに基づく基礎知識」だけを学びますので、現代医学の基礎知識をすでお持ちで、「アーユルヴェーダの基礎知識」だけを知りたいという場合には、効率よく学べます。さらに、インドのアーユルヴェーダ医師は、大学で現代医学の生理学や病理学なども学んでいるため、たとえば、「血圧が高い患者さんにその方法は使えるか?」というような専門的な質問にもお答えできます。
<< 学習内容 >>
レベル1
- アーユルヴェーダの定義や起源、8部門
- 9物質の概念、五大元素の概念、アーユルヴェーダの基本的原則
- ドーシャ、サブドーシャ、ドーシャの働き
- プラクリティとその重要性
- アグニ、消化、呼吸の概念
- 健康について(三本柱、定義、健康的を保つ暮らし方)
- ダートゥ、準構成要素、老廃物
- ダートゥの働きやオージャス
- 経路の概念
- 排泄物とその働き
- 皮膚の概念とその重要性
- 味、属性、薬力などの概念
- 一日の過ごし方
- 季節の過ごし方
レベル2
- 薬理学(薬草の作用や種類、活用)、薬理学の応用(薬草の識別や五元素的調査法など)
- 製薬法(5種類の基本調剤法)、製薬法の応用(薬用酒、舐め剤など)
- 診断学(原因、病気の分類、アーマなど)、診断学の応用(診断方法や診断項目、実際のカウンセリング方法など)
- 鉱物学(金属や鉱物、水銀製剤など)、鉱物学の応用
- 公衆衛生学(食事、ヨーガなど)
- 毒物学(症状、治療法など)
- チャラカサムヒター 1~4(総論編、判定基準編、身体編、感覚器官編)
レベル3
- 内科学
- 補助剤とアドバイスシート
- パンチャカルマ
- 油剤法、発汗法、催吐法、瀉下法、浣腸法、経鼻法、瀉血法
- 60種の外用処置
- 強壮学、強壮学の概念と活用
- 応急処置、ホームレメディー
レベル4
- アーユルヴェーダ独特の病理を把握するために必須の、約20の疾患について学びます。これらの病気の捉え方がわかると、アーユルヴェーダ独特の診断や治療に関する概念が身につき、実際の様々な病態を把握するための基礎になります。
- Satvikでは、これまでにも、それぞれの病気について単発のレクチャーでお伝えしてきました。しかし今回は、レベル1〜3の基礎を踏まえた上でのみお伝えすることができる深さを持って お伝えすることができるので、インドの大学で習うのとほぼ同じ詳しさでお伝えすることができます。
- 取り上げる予定の疾患:発熱、皮膚疾患、胃酸過多、過敏性腸症候群・下痢、貧血、咳と喘息、ヴァータ性の病気(関節痛、神経痛、精神疾患など)、肥満と衰弱、口・鼻・喉の病気、尿路の病気、出産前後のケア、小児疾患、眼と心臓病、高齢者医療
学習内容をさらに深く知るには、こちら。ご参考ください。