チャラカサンヒターには、どんなことが書いてあるのか?2

第12章以降の概要をこの講座を担当する加藤先生自ら作ってくださいました。加藤先生の詳しいご紹介

第12章「ヴァータの禍福」の章(初めてのドーシャの説明)

賢者たちが集まってヴァータに関する疑問について討論をする。討論には「友好的な議論」と「敵対的討論」がある(第3巻8章で説明される)が、ここにおける討論は友好的な討論のかたちをとる。そして属性に基づくドーシャの増大と減少、身体のなかのヴァータとこの世界でのヴァータの正常と異常、さらにピッタとカパの正常と異常についても説明される。

第13章「油剤法」の章(4種の油脂とその使用法)

この世の福利を目的として、アグニヴェーシャがアートレーヤに油剤に関する17の質問をする。油剤の種類、油剤が適用される人、それぞれの油剤の特徴と効能、油剤の正しい使用、間違った使用、油剤の内服と外用に関することなどが順々に説明される。この章以外では油脂に関する詳細な説明はされないので、油脂についての知識はここですべて述べられる。

第14章「発汗法」の章(さまざまな発汗法)

パンチャカルマでは油剤法の後に発汗法をおこなうのがセオリーなので、油剤法に続いて発汗法が説明される。発汗法の有効性、発汗法にもちいられる薬剤とその技法、適切な発汗法、そして発汗法の過剰・過少とその対策、発汗法が適用される人と禁じられる人、13種類の発汗法、火を使わない10種の発汗法などが述べられる。


2021年から続くこの講座。今年中にはチャラカサンヒター第1巻が終了する予定です。

第1章から11章までは チャラカサンヒターには何が書いてあるのか? こちらをご覧いただければ各章がどのような内容なのか簡単な説明がお読みいただけます。

チャラカサンヒターは各章が独立した内容になっているので、気になる章だけご覧になることもできます。 〜3大医書チャラカサンヒター講座〜【章ごと録画視聴】 

只今本講座は第24章【血液の法則の章】が進行中。頑張れば本講座に追いつくこともできますよ。本講座へのお申し込みはこちらへ