保存版! ダートゥとスロータスの基礎知識(2)

—ダートゥの重要性 増減がもたらす病気—

ダートゥとスロータスについて、弊社の初級&中級コースでお話ししていることをサラリとまとめてご紹介して、ゴールデンウイークに行われるDr.スクマールのレクチャーに来られない方にもダートゥと、スロータスを学んでもらおう!というシリーズの第二弾です。

もちろん!レクチャーに来ていただければ、そのほうがいいんですよ〜!笑 毎回きっちり4時間もかけて、ダートゥとスロータスについて、医師からまとめて聞ける、貴重な機会ですから、お時間のある方は、是非いらしてくださいね!

前回は、ダートゥというのは、身体を作っている材料のことで、7種類の体組織が順番に作られていく…ということをお話ししました。

今日は、ダートゥがなんでそんなに大事なのか?というお話しです。

アーユルヴェーダと言えば、ヴァータ、ピッタ、カパのドーシャが重要と思われていますよね。

では、ドーシャはどんな仕事をしているのか?と言えば、ダートゥを増やしたり、減らしたり、正常につくったり、異常にしたり…ってなことをやっているのです。

たとえば、
ヴァータが上がれば痩せる。
これは脂肪や筋肉ダートゥが減ることです。

カパが上がれば太る。これはダートゥが増えること。

ピッタが上がれば出血しやすくなりますが、これは血液ダートゥが増えすぎたからです。

こんな風に、病気というのはダートゥが増えすぎたり、減りすぎたり、異常になったから起きていることで、その異常を作っているのがドーシャなのです。

たとえば、子宮筋腫が出来るのは、筋肉のダートゥが増えすぎることだし、骨粗そう症になるというのは、骨のダートゥが減りすぎることです。

だから、ダートゥが増えすぎたり減りすぎたりしないようにすることが大切です。

そのためには、まず、各ダートゥが増えたり、減ったりした時の症状を覚えて、どのダートゥの障害なのかを見分けること。

そして、そのダートゥを悪化させる要因を知って、それを絶つことが、治療にもなり、予防にもなります。

たとえば筋肉のダートゥが増える要因を知って、それを生活の中から無くしていくことが、子宮筋腫の治療の第一歩なのです。

今回のDr.スクマールのレクチャーでは、7つのダートゥすべてを網羅することはできませんが、5月5日のレクチャーで、ラサとラクタ(リンパと血液組織)の二つのダートゥに関しては、詳しくお伝えします!

4時間を45分づつの4コマに区切って、その「解剖学的な成り立ち」、「悪化させる要因」、「悪化した時の症状と、見分け方」、「その治療法」、「簡単なホームレメディ」などについて、まとめて詳しく知ることができます!

あとの5つのダートゥに関してはまた次回の来日の時に行います!

 

次回は、ダートゥの順番のトップバッターである、リンパ組織ラサダートゥを例に、そのお役目と、増減の見分け方などについてお話しますね〜!乞うご期待!

Dr.スクマールのレクチャーは、

4月28日新大阪 ダートゥとスロータスの基礎知識
4月30日渋谷  ダートゥとスロータスの基礎知識

5月 3日表参道 アーユルヴェーダの消化器系 
         (アンナVスロータスについて)

5月 4日表参道 アーユルヴェーダの呼吸器系
         (プラーナVスロータスについて)

5月5日表参道 アーユルヴェーダのリンパ血液皮膚循環器系
         (ラサ&ラクタ ダートゥについて)

詳細とお申込はwww.satvik.jpでお願いしまーす!

*写真は石のシーソー。ダートゥが増えたり、減ったり、その真ん中に立ってシーソーをあげたり下げたりしているのがドーシャ…という無理やりなイメージ写真です。笑