なぜ速習にこだわるのか? Satvik講座のポリシーと願い

●Satvikの講座の特徴 ポリシー そして願い

「伝統的に正しい知識を、実践的に効率よく使える形で身につけて、自分で観察して考えられる生徒を作ること。私たちはそれが日本における日本人のためのアーユルヴェーダを作ることにつながると信じて、講座を作っています。」

アーユルヴェーダの知識は膨大で、素晴らしいものです。

それは何年も、一生かけて学ぶ価値があります。
しかし、人生は限られており、時間や予算には限りがあります。
少ない時間数や予算でも、一度しっかりした知識を身につければ、学びの輪は、そこからどんどん広がっていきます。

その場合、教えている知識に間違いがないところを探すことが大切です。
いちど間違った知識が身についてしまうと、その間違いに気づいたり修正するのに時間を要しますし、間違っていることに気づかずに一生そのまま、下手すればその知識をだれかに教えてしまったりします。

Satvikの講座には特徴があります。それは、どの講座も伝統的で正しい知識を短時間で要領よく学ぶことができること。
その結果、豊かな知識を、実践的に使える状態で、効率よく身につけることができます。

その代表例が、「10時間で般若心経が読めるようになる簡単サンスクリット講座」です。最初は誰もが、たった3日間で読めるようになるのだろうか?と、疑いながら、学びに来られます。

しかし10時間の講座が終わる頃には 全員が読めるようになり、自分の能力の素晴らしさに気づいて驚かれます。最初は少し高いと思った受講料もむしろ安い。他の講座では1年かけても読めるようにならなかったのが、3日で身についたから!というのもよく聞くご感想です。

私自身が日本で4つのサンスクリット講座を受け、わかりにくさに苦しんだ末に、どこがわかりにくいのか、どこを省略しても構わないのか、どこに時間を割くべきなのかを知ることができました。

その経験から、実践的に使う人のことを考えて、独特の効率的な学習方法を編み出しました。さらに、日本人のための教材を作ってオリジナルの方法で教えるので、早く正確に、使いやすい形で教えることができるのです。

パンチャカルマツアーの時には、参加者のみなさんに、3時間で全部の文字の半分だけを教えました。半分だけしか教えていないにも関わらず、やる気のある患者さんは病院の中のサンスクリット語の看板が読めるようになり、医師や病院スタッフの名前を聞いたり書いたりしているうちに、観察を重ねて自分で残りの半分の文字も読めるようになってしまいました。

アーユルヴェーダにおいても、これが私達の目指す状態です。
講座が終わった頃には、最低限必要な知識が身につき、周囲を観察することで、どんどん応用する力がついてくる、というのが理想です。

ですから、必要な知識を早く渡して、生活の中で実際に使っていってほしいのです。できるだけ短時間で、多くの知識をお渡ししますので、浮いた時間と予算で、どんどん他の先生の講座を受けたり、インドやスリランカで知見を増やしてください。

アーユルヴェーダはすべての苦しむ生き物に対する慈愛の心から生まれました。
日本で、世界で、これから増えていく多くの障害に対して、アーユルヴェーダは確実に効果があると思います。

いつまでもお金を払って学ぶ人ではなく、皆さんが1日も早く、こうしたことに対して一緒に解決策を考える仲間になっていただけるように願ってやみません。
Satvikアーユルヴェーダスクールは、そのための場所であり続けたいと思っています。

佐藤真紀子