チャラカを知り尽くした翻訳者が語る!
古典書チャラカサンヒターの魅力
アーユルヴェーダの古典書の中で、一番歴史が古いと言われる
「チャラカサンヒター」
この本は、まとめる時の切り口や譬え話が面白く、肉体だけでなく、精神的なことも含めて、アーユルヴェーダの土台となっている古典書です。
アーユルヴェーダを学ぶ人なら、一度はきちんと読んでみたい本ですが、古典書は、独学で読むべきものではなく、きちんと伝統的な教えを受けた人から学ぶべき、 とされています。
そこで、Satvikでは、Dr. U.K.クリュシナ先生に教えを受けて、長年、この本のサンスクリット原典からの日本語訳に取り組んでいる加藤幸雄先生に、2つのレクチャーをお願いすることにしました。
【チャラカサンヒターの魅力の紹介講座】
1つ目は、まず紹介編!
この本には何が書かれているのか?
誰が、どんな経緯で書いたもので、全巻を通してどんなメッセージが読み取れるのか?
など、チャラカサンヒターの歴史と全体像を通して、その魅力を教えてもらう2時間の紹介講座です。(3月20日 土曜夜)
【チャラカサンヒターを読む! 本講座】
そしてもう一つは、
インドで行われてきたのと同じような、 伝統的なやり方で第一章からの連続レクチャーをお願いしました。(4月14日から)
*各講座の詳細は下に記載しています。
<本講座のポイント>
● 時間を贅沢に使う。伝統的な学び方
伝統的な教え方というのは、カリキュラムがありません。書いてあることの内容によって、1ページ進む日もあれば、1行しか進まない日もある。
生徒からの質問によって、引出されるものも違ってくるので、同じ内容でも、生徒が違えば伝わるものも違ってくる、受け取るタイミングでも違ってくる、まさにライブなのです。
その日、その時、古典書を挟んで生徒と先生の間に降りてきたものを、味わい尽くすというやり方です。お茶やお花のお稽古と似ていますね。
そして、書かれている知識を学ぶと同時に、この本を書いた聖者たちの生き方や、宇宙観についても味わって行きます。
ですから、「この本を1年で読み切る」などのスケジュールは決まっていません。逆に言えば、いつでも、どの章からでも、タイミングが合った時に、学び続けられる喜びが、広がっています。
今回は総論編30章を学ぶ計画です。
何年かかるかわかりませんが、学んでいる間はずっと、アーユルヴェーダの深い知識とつながっていられるという、実感が湧くと思います。
● 録画視聴もあり!
講座はどちらもzoomでのオンラインになりますので、どこからでもご参加いただけます!
都合の良い日に単発でも参加することができますし、 授業に参加できなくなった場合には、週末までの1週間、you tubeを使って録画で学ぶことができます。
<講座詳細>
【チャラカサンヒターの魅力の紹介講座】
日時:3月20日(土)午後7時から9時までの2時間
参加費: 3,500円(税込)
概要:チャラカサンヒターのアーユルヴェーダ における位置付けやその成り立ち、伝えられている内容の全体像。チャラカサンヒターの魅力と重要性のレクチャーです。
*1週間の録画視聴可能です
*テキストはPDFにてメールで事前にご送付致します
【チャラカサンヒターを読む! 本講座】
日時:4月14日から毎月1回第二水曜の午後7時から9時までの夜2時間
(4/14, 5/12, 6/9, 7/14, 8/11, 9/8)
参加費: 単発で参加の場合 1回 3,500円(税込)
半年分6回連続チケット 20,000円(税込)
概要:第一章から順番に、加藤先生による解説と質疑応答の伝統的な進め方でのレクチャーになります。
*各回1週間の録画視聴が可能です
*テキストはPDFにてメールで事前にご送付致します
まずは1回、レクチャーを聞いてみることをオススメ!
加藤先生の授業のスタイルは、どんなかな?
チャラカサンヒターってどんなものかな?
と、のぞいてみたい方には3月20日の紹介編のレクチャーをお勧めします!
〜 加藤幸雄先生のご紹介 〜
1960 埼玉県生まれ。鍼灸師。東洋伝承医学研究所の開設に参画。岡本記念クリニック,ハタイクリニック、大牟田協立病院倉敷光クリニックなどで、アーユルヴェーダ治療の実践に携わる。
IFA(インターナショナル・フェデレーション・オブ・アロマセラピスツ)の日本支部理事。1995~1998 ニールズヤードレメディーズの IFA プロフェッショナルコースに おいて解剖生理学講師となる 。
六本木アーク ヒルズ、新宿ヒルトンホテル内のスポーツクラブにおけるアーユルヴェーダ業務に関する教育・指導と企画 。他にも数多くのアーユルヴェーダサロンのプロデュースを行う。
日本アーユルヴェーダ・スクール講師、日本アーユルヴェーダ学会評議委員、内閣府 NPO 法人「日本アーユルヴェーダ協会」理事、内閣府 NPO 法人「日本アーユルヴェーダ研究所」理事、
著書(共著)「アーユルヴェーダで治すアトピー」出帆新社(2002) *Dr. クリシュナ U.K.との共著